echireeeee

echire☆echire project 俳句の記録

① 春【2015-2017】

 

踏み出せば蹠一つ分の春

春の馬場ひかれて続くお静かに

切り株やあるべき空に鳥の影

 

春。青空に投げる箱は空っぽ

モネの庭長い長い長いお話

 

木蓮誘い込まれて行き止まり

足重き街にブルース紫木蓮

 

盤上に駒音続く花の雨

一つ星耕し終えた地の匂い

花明り自分の群を見失う

 

 

 

ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ

 

 

 

書き溜めた句帳を見直し、何回かに分けて『自選俳句集』を編んでいこうと思う。選考基準を決めかねているのだが…とりあえずやってみながら考えることにする。

 

一年目(2015)は毎週20句、2年目からは10句ずつ詠んでいたので、積もり積もって数だけは沢山ある。枯れ木も山の賑わい花盛り。

 

多少修正した句もあるが、ほぼ原型のまま書き写している。初心者なりに頑張ってたな〜と、とことん自分に甘い私なのである。