ドラマの『エアガール』を流し見しながら、そう言えば高校の同級生が何人かスチュワーデス試験に受かってたなと思い出しました。懐かしいですよね、キャビンアテンダントではなくスチュワーデスと呼んでいた頃のお話。
公立高校だったので経済的な理由で進学しない生徒も多く、特に女子生徒の美し処は銀行や百貨店等に早々と内定を貰える、今考えるとのんびりとした良い時代でした。
広瀬すずちゃんの役柄は随分と庶民的で貧乏くさかったですが…よくよく考えると料亭の養女?まずまずセレブですよね?…でも働かなくても生きていける階級のお嬢様では無かった、という設定だったのかな?
社会には目には見えない階層があって、『エアガール』は下から見れば高嶺の花、上から見れば単なる接待役の職業婦人。「夢」や「やりがい」を強調しても、いや強調される度に、その裏にある不平等で残酷な現実を感じてしまうドラマでした。
くちづけの深さをおもひいづるとき雲雀よ雲雀そらを憎めよ