『いま二センチ』永田紅(砂子屋書房2023)より抜粋 * * * * * * * * * * 眩しさに耳塞がれているような昼下がりひ、ふ、み、蝶がゆく 重心を分かちてのちも水紋が交わるようにひびきあいたり 脱皮して洗濯バサミにみずからの影干すような平面の昼 …
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