『星糞』 谷口智行(2019邑書林)より抜粋 御燈祭闇夜が胞衣を脱ぐごとし 葛の崖覗けり身投ぐべくもなく 踊らむか焼烏賊にほふ浜に出て 遠雷や野の踏切に海の砂 まなうらのあめつちに春来たりけり 乳透けて見ゆ呪師の夏衣 健次忌の辻々に立つ青をんな 川施餓…
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