遺句集『風のかたみ』多田智満子/高橋睦郎編(書肆山田2004)より抜粋 身の内に死はやはらかき冬の疣 薄日さす白き草の府草の王 春寒くのみどにうごく佛かな 滿開の椿ごもりや隱れ鬼 甕埋めむ陽炎くらき土の中 道は道に迷ひて春の道祖神 舞へや舞へ片目つむり…
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