春祭鬼面の演者滑り入る
冴返る紅殻闇に香たてて
踏みしだくオオイヌフグリの細胞
春あかつき幼生のままに漂う
水温む人魚は涙ごと溶けて
古本の栞美し花の影
抜けられなくともかまわない 花蕊降る
復活祭半裸のトルソ窓に寄り
イースターエッグ手に円環は閉じられる
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
だから何?と句帖を見直しながら、過去の自分に突っ込みを入れている。
この頃は『詩』の言葉をピックアップし、使ってみるのが楽しくて、剽窃スレスレの作品を山程作っている。今となってはこんなアホな(無鉄砲な)句は作れそうに無いので、貴重かもしれない。
Que sais-je?
ク・セ・ジュ
「私は何を知っているのか」
byモンテーニュ