冬立つと黒猫小さな脚揃え 冬の靄ビルに群がる言葉達 網膜の中のむらさき冬の朝 膜状の翅切り落とし小春かな 小春日和無数に分かれゆくコロニー 木の葉散る叫びのためにある世界 鳰いまつくる波つくる波 顔見世の列に鰭ふる異形あり 白障子わななく触手昼深…
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